4,育て方
土が乾かないように水を与えます。2週間〜1ヶ月半位で芽が出てきます。芽が出てくる時間にかなり差があります。芽が出てきたら、絶対に芽に触ってはいけません。枯れてしまいます。芽が木の枝のようになったらさわっても大丈夫です。
5,植え替え
冬になって葉が落ちたら、広い日当たりがよいところに植え替えます。
そのうちに実がなるかも・・・・。
最近、山に広葉樹林が伐採されて、どんどん針葉樹林になっています。経済的には針葉樹林の方がいいかもしれませんが、自然の生態系のバランスから見るともっと広葉樹林が必要だと思います。同じ方法でドングリ等も育てられると思いますので、どんどん広葉樹を増やしましょう。
3,植え方
植木鉢に腐葉土を入れます。このとき土は使いません。5cm位穴を掘ってクルミを植えます。そのとき芽が出やすいように、クルミの筋が上下になるように、とがった部分が横を向くようにします。あとは水をタップリ与えて日当たりがいい場所におきます。
2、植える時期
東京付近では4月中頃以降がいいでしょう。その他の地域では八重桜が散ったのを目安にしてください。寒いより暖かい方が適しているので、心配なら少し遅らせてください。逆に早すぎる(寒すぎる)と発芽率が低くなるようです。必ず芽が出るとは限らないのでいくつかまとめて植えた方がいいと思います。
1,準備する物
1)クルミの実:クルミはその辺の八百屋、果物屋に売っているもので結構です。ただし、殻に入っている物でないと芽が出ません。また、輸入物に多いんですが振ると、かたかた音がする物があります。これはまず芽が出ませんから、食べてしまいましょう。また、国産物のほうが発芽率がいいようです。
これは余談ですが、何回か栽培して、輸入物より国産物の方がおいしい事を発見しました。見かけは大して変わらないと思っていたのですが驚きです。
2)腐葉土:園芸店で売っています。近くに林があれば少しくらいなら持ってきてもいいかもしれません。
3)植木鉢:直径20cm位の物。プランターでたくさん植えてもいよい。
クルミとは皆さんよくご存じのあのクルミです。知っている人は知っているでしょうが、実はクルミは木の種です。ですから、土に植えると芽が出てきます。当たり前のことですが、あの固い殻を破って出てきた芽を見ると、ちょっとした感動があります。しかし、芽を出させるためには少々こつがあります。では、みんなで育ててみましょう。
野山によく自生しているオニグルミでも同様に育てることができます。オニグルミは一回り小さく殻が非常に固いのが特徴です。
クルミを育てよう